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旧耐震の分譲マンションの耐震工事の事例(池袋)

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旧耐震の賃貸マンションの耐震工事の事例(池袋)

更新日2020.08.25 カテゴリー 耐震補強工事について

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現在、東京都豊島区の複合型賃貸マンション様の耐震補強工事を行っています。今回、たまたま一階二階のテナントさんが退去することになったため、この機に耐震工事をしたいと弊社にご相談くださいました。工事の内容をご紹介します。

耐震化工事を実施しています

ご紹介するのは、こちらの物件の耐震補強工事の事例です。

物件名:ヴィラ・ロッソカバーロ
所在地:東京都豊島区
用途:1~3階の一部が事務所、3階の一部~11階が賃貸マンション
建築年:昭和53年(築42年)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造(事務所含め65戸)
延面積:約5,000㎡

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馬の壁画がシンボルの、こちらのビル。

約10年ほど前、部分的に耐震診断を受けたところ、耐震性不足が指摘されたとのことでした。
しかし、行政との行き違いがあってどのように進めたらよいかわからず、時間が経ってしまったそうです。
ずっと対策しなければと思い悩んでおられたところ、たまたま一階と二階のテナントさんが退去されることになりました。そこで、この機に工事ができないかと弊社にご相談くださいました。

2018年、弊社にて建物全体の耐震診断を実施し、翌年2019年に補強設計完了。
現在、耐震工事を行っております。

耐震壁の新設と開口閉塞

耐震壁を新設する部分の一階と二階は現在空室のため、影響なく工事をすることができました。

二階部分の大きな窓は、避難路でもあるので埋めるわけにはいきません。そこで、窓の内側に耐震壁を立てて補強しました。この窓にすぐ出られるよう、壁には開口部も設けています。
窓はそのまま残るので、特徴的な建物外観のデザインも変わりません。

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下の写真は、階段室にある窓です。この開口部に鉄筋を入れてコンクリートで埋めて壁にする開口閉塞補強を行いました。
窓の周辺の壁は、雑壁(構造の上で耐震性に寄与しない、柱に取り付いた壁のこと)になっていました。これを埋めることで耐震壁になり、地震に対する強度が上がります。

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三階以上のマンション部分は、壁と柱を切り離すスリット補強を行っています。これは共用部分だけで済むので、住みながらの工事です。居室に入らない工事なので、一時退去は不要でした。

検査をしながら、正しく工事を進めます

弊社は、耐震診断、補強設計、設計監理に携わっております。
設計監理とは、第三者の立場で工事業者が設計通りに工事を行っているかを施主様に代わって監理します。現場監督である工事管理は、材料を発注し、かかるお金のすべてを管理し、工事が予定通りに進んでいるか、安全は確保されているかなどを確認します。
設計監理は設計者が行うのが一般的です。弊社も現場に入り、検査を行っています。

耐震補強工事で鉄筋の間隔を確認しているところ
上の耐震壁追加の写真では、鉄筋に大きな定規を当てています。これは、鉄筋の間隔が設計図通りに施工されているかを確認しているところです。

img7この写真の左は、アンカーがきちんと打設されているかどうかを調べる引張試験の様子です。施工者が試験を行っているところに立ち会い、記録も残します。
右の写真は、アンカーをハンマーで叩いて行う打音検査です。アンカーがきちんと打設されているかどうかを音の違いで確認します。弊社でも確認を行いました。

耐震工事は順調に進んでおり、もうすぐ完成します!

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大規模修繕工事を同時に行っていますが、耐震工事は順調に進んでおり、そろそろ耐震工事部分は完了します。
なお、足場ネットに掲出している「耐震工事中」の幕は、東京都からお借りしているもの。耐震化に関わる補助金を申請している物件の場合は、この幕の掲示が義務づけられています。
耐震化は街全体の問題ですから、このように掲示することで、近隣の方や通行中の方にもご理解いただきやすいのではと思います。

こちらの記事もよく読まれています→耐震補強工事の方法3「開口閉塞・耐震壁」

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