耐震診断とは?
人間で言う、健康診断と同じです。今の建物が、どのような状態なのかを調査し、カルテを書く、それが耐震診断というわけです。
そのカルテの結果、薬の種類を決めたり、必要ならば手術方法を決める。それが補強設計。
薬を飲んだり、手術を行うことが補強工事ということです。
どんな建物であっても、健康状態を知っておくことは大事ですよね。
人間の場合には、毎年健康診断を行ないますが、建物の良い所は、一度で良いという事です。
耐震診断では、図面通りに建物が施工されているかどうか、調査を行います。
図面が無い場合には、建物を見て図面を作ります。
しかし、どんな建物も新築してから、成長し・年老いていきますし、増築を行なったり、壁を解体している場合もあります。
だからこそ、現時点の建物を知る必要があるのです。
耐震診断は建物の構造により調査方法が変わります
以下のような調査のデータから計算を行い、耐震性を数値化します
コンクリートの強度が重要となるため、サンプルの採取を行ないます。
柱と梁の溶接状態が重要な為、天井裏で調査を行います。
耐震診断の流れ
お問い合わせフォーム、またはお電話からご相談ください
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■図面有りの場合・本調査位置の確認 ・大きな図面との相違点の確認
■図面無しの場合・簡易的な平面・立面図の作成 ・本調査位置の確認
建物に合わせた調査を行っていきます。
図面を復元していきます。
第三者機関にて、耐震診断の結果に「お墨付き」をもらいます。※補助金取得に必要な工程となります。
診断の結果をご報告いたします。
補助金について
各自治体によって、補助金の算出計算が異なります。区市町村の住宅課や建築課が窓口となっております。
(特に、東京都や大都市においては、補助金が手厚い傾向となっております。)
→東京都の耐震助成金制度はこちらから